ときどき通信『あんだんて』 −足元の自然発見!!

No.4 夏の野の花「つりふねそう」 2002.7.9

 

 

「花と昆虫、不思議なだましあい発見記」(絵・正者章子、文・田中肇)より

 

 「さいてるかな。」夏になったら、気になる野の花がいくつかあります。その中のひとつ、「ツリフネソウ」。細い糸のようなくきで、花をつり下げています。花を船にみたててついたのが、この名前。とってもおもしろいよね。

 花の色はこいピンク色、ほかに黄色い花をつける「キツリフネ」もあります。花のおく、とんがりぼうしの先のようなところにあまいみつがつまってます。

 花を見つけたらしばらくまってみよう。みつを目当てのハチが、せまい花にもぐりこみ知らない間にからだにたくさん花粉をつけて、次の花まで運んでるのがわかるよ。

 ツリフネソウはみつをハチにあげるかわりに、花粉を運んでもらってるんだね。

 

 


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